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「そ・わ・か」の法則「き・く・あ」の実践を羅針盤とし念を入れて日々是好日

「そ・わ・か」(掃除・笑い・感謝)の法則と「き・く・あ」(競わない・比べない・争わない)の実践にて、毎日が日々是好日です。心豊かな人生を送る物の見方道を極めていきます。

『天皇の料理番』の主役佐藤健さんをTVで初めてみたのは、重松清氏原作の『トンビ』でした。

 

 

TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』の主人公秋山篤蔵役を演じているのは、

佐藤健さんです。佐藤さんを初めてTVドラマで見たのは、

2013年に放映された重松清原作の『トンビ』でした。

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日本が戦後復興から高度成長期を迎えた頃の広島県を舞台にしたドラマです。

頑固親父で不器用な愛情表現しかできない親父である市川安男、

通称ヤス(内野聖陽)は、幼い頃に両親と離別していて家族の温もりを知りません。

 

そんなヤスが、美佐子さん(常磐貴子)という伴侶を得て、

息子・旭(あきら:佐藤健)も生まれ、

ようやく家族の暖かさを味わうことができるようになりました。

 

ところが、その幸せも長く続きません。

崩れてきた荷物から我が子をかばって、

愛妻・美佐子さんは突然にこの世を去ってしまいます。

そこからは、ヤスと旭の親子2人きりでの生活が始まります。

 

ヤスさんの周りには、家族同様にヤスの事を想ってくれる人がたくさんいました。

親友、その父親の坊主(柄本明)、居酒屋の女将さん等々。

暖かな人たちに見守られながら、ヤスは、旭を立派に育てていくのでした。 

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立派に成長し高校を卒業する旭は、自宅から通学できる地元の国立大学ではなく、

早稲田大学を選び、卒業するとそのまま東京で働き始めました。

 

ドラマは、現在の旭と、東京で働く旭(佐藤健)が父親との思い出を振り返りながら

進められていきます。

やがて旭にも想いを寄せる人坂本由美さん(吹石一恵)が現れます。

しかし坂本さんは、離婚して子供もいる会社の先輩でした。

 

素直に旭の想う人を受け入れることのできないヤスさんですが、 

悩み、戸惑い、仲間に助けられながら、不器用ながらもアキラを

真っ直ぐに育てていく役に、内野聖陽はピッタリでした。

常磐貴子も初回だけの登場で、その後は遺影が放映されるだけでしたが、

ほんのりした暖かみのある笑顔は、写真だけで存在感が感じられました。

 

そんな個性の強いキャストに囲まれた佐藤健はどちらと言えば、

ドラマの中では、素直でおとなしい好青年を演じていたと思います。

個性の強いキャストに囲まれているので、却ってそれがよかったと想います。

 

トンビではトレンデイな役回りでしたが、

今放映されている天皇の料理番』は、

佐藤健が主人公の個性をあらわさなければなりません。

素行も悪く破天荒な汚れ役も演じる必要があります。

 

第6回までを見た限りでは、合格点以上の演技だと思います。

天皇の料理番』の主人公秋山篤蔵を演じきれば、佐藤健さんも一皮むけ、

新しい俳優としての世界が広がるのではないでしょうか。期待しています。

 

そういった視点で『天皇の料理番』を見るのも面白いのではないでしょうか。