「そ・わ・か」の法則「き・く・あ」の実践を羅針盤とし念を入れて日々是好日

「そ・わ・か」(掃除・笑い・感謝)の法則と「き・く・あ」(競わない・比べない・争わない)の実践にて、毎日が日々是好日です。心豊かな人生を送る物の見方道を極めていきます。

『アスリートの魂』なでしこジャパンのエース大儀見優希選手

 

 

4年前のW杯を制し、今回のカナダ大会で連覇を狙うなでしこジャパンですが、

大会前の下馬評では連覇は難しいと窮地に陥っています。

中盤からの強いプレッシュアーで得意のパスサッカーが通用しません。

エース大儀見選手も3試合ノーゴール、チームは過去最低の9位でした。

 

他の国₍特にヨーロッパ)が力をつけて国際大会で勝てなくなっているのです。

直前の国際大会では過去最低の9位でした。

なでしこジャパンの不動のエースストライカー大儀見優希の

アスリートの魂とは。

 

大儀見選手は、今年1月にドイツブンデスリーガの名門チームに移籍しました。

目指すのはW杯連覇達成のため世界一頼れるエースのなるためです。

絶好の修行の場、世界ランク1位のドイツ代表選手が多数在籍するチームです。 

ドイツでは、アパートとグランドを往復するだけのサッカー漬けの毎日

4年間に結婚しましたが、ご主人を日本を残したままドイツへ。 

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大儀見選手の持ち味は、相手を置き去りにする飛び出し、冷静な判断力です。

それも周りの選手からのパスとタイミングが合って初めて実現します。

4年前のW杯優勝の時、大儀見選手は自分のプレースタイルにこだわり

準決勝では丸山選手と交代され、丸山選手が決勝ゴールを挙げました。

 

十分に活躍できなかった前W杯の雪辱をはたし、

どんなに苦しくてもゴールを決めるエースストライカーとしての責任を果たしたいと

ドイツで武者修行を決めたのでした。

 

移籍後初めての試合でゴールを挙げる上々の滑りだしでしたが、

その後は、他のチームのマークに苦しめられます。

大儀見選手は168cmですが、周りの選手は大儀見選手より全て大きいのです。

思うようにゴールを挙げることができません。

デビュー戦のあと3試合にノ―ゴールが続きます。

 

どうすればゴールを決めることができるのか

大儀見選手は、今までの自分の持ち味の飛び出しに加えて

キーパーの頭を超えるミドルシュートで攻撃の幅を広げることを考えました。

こぼれ球を、不規則なキーパーの予測できないタイミングでシュートするのです。

 

そのためには、頭で考えたシュートを、試合で体が無意識に選択できるかどうか。

頭で考えていることを体で実現できるかにかかっています。

大儀見選手は、チーム練習のあと残ってシュート練習を繰り返します。

ゴールを決めるならシュート練習するしかない。

また、試合前には、一瞬でゴールを判断するため景色を頭に入れようとします。

どんな状態でも枠内のシュートを打てるように、ゴール周辺を一人走ります。

 

いよいよ試合開始です。

大儀見選手は、前半ゴール前で採算チャンスにからみますが決めきれません。

チャンスは後半、こぼれ球が大儀見選手の目の前に

シュート練習をしていた身体が無意識に反応します。

ボールはゴールキーパーの頭上を超えてゴール、完璧なミドルシュートです。

偶然ではなく頭と体が融合した必然なゴールでした。

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必然のゴールを決めることができた大儀見選手ですが、その後も苦闘は続きます。 

後半戦が始まって2ヶ月大儀見選手まだ2ゴールです。

味方からのパスと合わずシュートまで持ち込めません。

考えてプレーしすぎて自分のプレーができていないからです。

 

チームに合わせながら自分らしいゴールを決めるにはどうしたらいいのか。

なでしこジャパンでの課題と同じです。

4年前のW杯以来、チームに自分をあわせてきました。

しかし、自分を抑えていては力が発揮できないのです。

 

監督からアドバイスを受けたことを、大儀見選手がプロになって以来書いている

サーカーノートに書きます。

練習や試合で気づいたことを書くのです。

大儀見選手が、自分と向き合うためにもっとも大切にしている時間なのです。

書いたものは過去のこと、過去を生かして今の発想に変えていく。

前向きに考えつづけろ道はおのずと開ける。それが大儀見選手の考えです。

ですから、ノートを振り返って読むことはしません。

 

その日大儀見選手が書いたことは

自分から要求して、その結果をピッチでだせ。

自分を主張してこそ、チームのよさを引き出すことができる。 

 

さっそく、翌日の練習で味方に合わすのではなく、自分からパスを要求します。

自分を主張することで連携はスムーズになり、手ごたえを感じました。

 

ストライカーのヒントを掴んで初めての試合は、 

パスを要求、さらに要求、しかしパスはわずかに前、

シュートにむすびつけることができませんでした。

試合終了間際、大儀見選手は、突然反転ダッショ、イメージはヘデイング。

躊躇ない要求でした。パスは低かったのですが、

大儀見選手と味方のイメージはぴったりあいゴール。

自ら呼びこんだチャンスでゴール。もう迷いはありません。

今すべきことに全力をつくしていく。 

 

大儀見選手は、残り3試合で3得点を挙げます。

ドイツで手に入れた自身で、カナダW杯に臨みます。

 

優勝目指して戦うのはあたりまえ

エースとしての責任感も持っている、22歳で日本を飛び出して、今27歳。

あえて過酷な環境へ自分を導く世界一頼れるなでしこジャパンのエースへ

 大儀見選手のアスリートの魂は挑戦を続けます。