「そ・わ・か」の法則「き・く・あ」の実践を羅針盤とし念を入れて日々是好日

「そ・わ・か」(掃除・笑い・感謝)の法則と「き・く・あ」(競わない・比べない・争わない)の実践にて、毎日が日々是好日です。心豊かな人生を送る物の見方道を極めていきます。

天皇の料理番第9話6月21日のあらすじ

 

<前話のあらすじ>       f:id:syosakoi:20150607223314j:plain

パリで3年が過ぎ、篤蔵はフランス料理の最高峰、ホテル・リッツに転職し、

神様との異名を持つシェフ・エスコフィエのもとで修行をしていました。

 

そんな時明治天皇崩御されます。日本大使館から呼び出された篤蔵は、

天皇の料理番』の要請が日本から来ていることを知らされます。       

同棲しているフランソワーズとのこともあり迷いながらも

篤蔵は天皇の料理番になることを決意し日本に帰ります。

真っ先に実家に駆け戻り兄:周太郎に

一番に「天皇陛下の料理番になることになりました」と報告します。

両親にも報告し、感謝を述べる篤蔵でした。

俊子のことが気になる篤造が母親に尋ねると、俊子は行方不明になっていました。

そして俊子は吉原の門の奥に消えていくのでした。

 

実家を旅立つ篤蔵を病床の兄周太郎は「励めよ」という言葉で送りだすのでした。

東京に戻った篤蔵は、パリに行く前にお世話になったバンザイ軒を訪ねます。

恩ある主人はすでに亡くっていました。

 

若干26歳で天皇の料理番』の初仕事に出かけていく篤蔵を

未亡人お梅は、遺影も持って見送るのでした。

 

福井大膳頭から厨司を束ねる厨司長を拝命した篤蔵は、

さっそく即位の大礼の招待客献立2000人分を考える大役を仰せつかるのでした。

外国の招待客は料理を見て日本の文化を判断するという大事な役目です。

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そんな大役に戸惑う篤蔵に、お梅が迫ります。

その現場をなんと元妻俊子に見られてしまうのです。

俊子は家を出て篤蔵の話していたバンザイ軒を訪ね、間借りしていたのです。

俊子は自分も篤蔵のように好きな仕事をしたいと産婆になっていたのです。

吉原へ入って行ったのは、お産に立ち会うためだったのです。

 

厨司長となった篤蔵を待っていた職場は、

御上に聞こえるからと料理中に声を出さず、

腹を切ることを忌嫌うため果物を丸ごと切らずに出す

宮中のしきたり一色の職場でした。

 

大役である即位の大礼の献立は、福井大膳頭から一笑に付されてしまいます。

篤蔵の考えだした献立は、失敗しない安全第一の献立だったからです。 

悩む篤蔵は、産婆としてプロ意識を見せる俊子に刺激を受けたり、

大恩ある華族会館のシェフ宇佐見は、ホテル・リッツの神様と言われた

シェフ・エスコフィエの教えを思い出させてくれ、篤造はエスコフィエが、

料理は音楽にたとえていたことを思い出したのでした。

 

鼻歌を歌ったり、レシピを書いた紙を持って踊ったりしながらを繰り返し、

篤蔵は、ひと月ほどかかってようやく献立を完成させたのでした。

それはザリガニ料理を中心とした献立でした。

 

ザリガニを強く主張する篤蔵に対して、会議では反対意見ばかりとなります。

「食べれるザリガニ2000人分をどうやって用意するのか」という意見に

福羽大膳頭は、軍隊を動かしザリガニ2000人分を用意する約束をします。

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料理人の助っ人を要請するかつての恩人達を目の前にして戸惑う篤蔵に

ザリガニ確保の知らせが大膳頭から届きます。

篤蔵の指示の元、即位の大礼の準備がすすんでいきます。

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 京都二条離宮にて開かれる即位の大礼。

なんと、水道の蛇口に取り付けられた手ぬぐいを伝って、

ザリガニが全て水槽から逃げ出してしまったのです。

幸い逃げ出したザリガニは全て厨房内に隠れており、

料理人全員でザリガニを捕まえ事なきを得ます。

いよいよ、篤造は厨司長として料理人の指揮に腕を振るう時が来たのです。

 

そのころ兄:周太郎は立ち上がることもできず、

弱弱しい笑みを浮かべながら篤蔵の成功を祈るのでした。 

そんな兄:周太郎に篤蔵は即位の大礼の献立を書いて送ります。

いよいよ料理の始まりです。

ザリガニのポタージュ、マスの酒蒸し、牛ひれの焼き肉、

シギの冷たい料理、セロリの煮込み、オレンジと酒のシャーベット、

富士山のアイスクリーム

 

篤蔵の料理は、宴を大きくにぎわし、日本は一等国であると大賛辞を受けました。

 

そんな時、母が読む篤蔵の献立を聞きながら、兄:周太郎は

「うまそうやのう」「・・・・おくにのために・・・・・」

という言葉を残し息を引き取るのでした。

シュウタロウ シスの電報が父から篤蔵の元に届きました。 

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「人は会わんうちに、会えんところに行ってしまう」

失意の篤蔵は、俊子に

「わしと一緒にいてくれんか。ワシはもうコリゴリか」と頼むのでした。

「篤蔵さんより長生きします。そやから安堵してください」

と答える俊子でした。

 

次回は、篤蔵と俊子を未曾有の出来事が襲うのでした。